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「べっぴんさん」あらすじ・ネタバレ・感想 3週目(第17回)2016年10月21日放送

すみれのお店がついにオープンしました。

しかし、想いを込めて作ったはずの小物たちはさっぱり売れません。

 

そして、外国人紳士・ジョンの依頼を受けてこれから産まれてくる赤ちゃんのためにおしめを作ったものの、これがジョンの妻・エイミーには大不評。

さあ、すみれはこの窮地をどのように挽回していくのでしょうか。

というのが、前回のおはなし。

それでは、3週目(第17回)のあらすじと記事後半に結末(ネタバレ・感想)です。

3週目「とにかく前に」(第17回)あらすじ

大阪では、潔とゆりが仕入れた毛布を担いでバラック小屋へ帰っていました。

その途中、ケンカをしていた男たちがゆりを突き飛ばして、ゆりは雨上がりの水たまりに倒れて泥水でビショビショになってしまいました。

潔はゆりを助け起こしますが、ゆりは、もうこんな仕事には嫌気が差したと弱音を吐くのでした。

潔は、坂東営業部の復活のためには今は泥水をすすってでもこれでお金を稼がないといけないのだと、ゆりを叱咤激励しました。

このとき潔の心に、坂東家があってこその野上家なので、五十八とゆりとすみれを何があっても守るのだ、という正蔵の言葉が思い返されました。

 

潔はかつての坂東営業部の得意先に、いずれは会社を復活させるという意気込みと挨拶を兼ねた営業まわりに行くことを栄輔に告げ、その間、ゆりと留守を守ってほしいとお願いしました。

 

あさや靴店では、買うお金がないため買えもしないのに恨めしそうな顔ですみれの作った小物を手に取る近所の店の娘たちがたむろしていました。

そのとき、娘のひとりが自分でも作れたらお金がかからずにおしゃれが出来るのに、と言うと、すみれは作り方を教えてあげると提案しました。

この提案に町娘たちは大喜びで飛びつきました。

町娘が自分たちの家にある古着などの生地を持ち寄ると、すみれは写真入れの作り方を丁寧に教えてあげました。

感激した娘たちでしたが、あいにくお金がないので、すみれに渡したのはコッペパンや砂時計、古いボロボロの辞書、木彫りの熊など、どれも金の足しにはならないようなシロモノばかりでした。

一応、お礼を言うすみれでしたが、町娘たちともどもビミョーな空気になってしまいました。

 

仕事終わりに、麻田がシナモンティーを入れてあげました。

すみれは、麻田にもうそろそろ潮時かと弱音を吐きました。

下記結末(ネタバレ)へつづく

3週目(第17回)結末(ネタバレ)と感想

麻田は、すみれはまだ若いから今は何にでもチャレンジする時だと言いました。

何も行動を起こさなければ明るい希望も何も見つからないと叱咤激励するのでした。

 

近江の坂東本家では、五十八が昔の家族の写真を見ながら思い出に耽っていました。

潔が支えになっているゆりと比べて、すみれは未だ紀夫が帰らずひとりで不憫な思いをしているのではないかと申し訳ない気持ちになる五十八。

そんな五十八に忠一郎は、身寄りがなかった自分からしてみれば遠くから心配してくれている人がいることだけでも支えになるものだ、と元気づけてあげるのでした。

 

大阪のゆりの元へやってきたすみれ。

そこにあった昔の家族の写真に見入っていると、外回りから帰ってきた潔が以前すみれから頼まれていた物を売ったお金を渡しました。

そして、すみれに働くように勧めたことで追い詰めてしまったのではないかと心配になっていましたが、すみれは頑張っているから大丈夫だと言いました。

ゆりや潔、栄輔、自分には支えになってくれる人がいるんだと改めて実感すると、すみれは強く生きていこうと決心を固めるのでした。

3週目「とにかく前に」(第17回)つづく

 

ようやく自分の力で商売を始めたすみれでしたが、やはりお金を稼ぐのはそう簡単ではないですね。

それも戦後の世の中が一番困窮していた時期でしたから、それを乗り越えていくのは皆大変なことだったと思います。

早く紀夫が帰ってくれば身も心も楽になるはずなんですが、何とかこの苦難を乗り切って欲しいですね。

「朝の来ない夜はない」のですから…。

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