「べっぴんさん」あらすじ・ネタバレ・感想 2週目（第7回）2016年10月10日放送
先週最後の回は、ついに赤紙が潔に届いてしまいました。
ゆりは潔に思いを告げますが潔の返事はいかに。
潔を好きなことに気づき始めたすみれ、扉の影からその光景を見てしまい…。
それでは、2週目（第7回）のあらすじと記事後半に結末（ネタバレ・感想）です。
2週目「しあわせの形」（第7回）あらすじ
ゆりは潔と話をしていました。
坂東営業部で働きたいのに反対する五十八に対する愚痴を聞いてもらっていたのでした。
それを聞いた潔は感心し、ゆりを褒めたたえました。
そして、潔は赤紙が届いたことをゆりに告げ、そっと部屋を出ていきました。
それを聞いたゆりは動揺し、何も言えなくなってしまいました。
ゆりに縁談話が持ち上がりました。
相手は華族の次男、ゆりの婿養子として迎えるには申し分のない身分の相手でしたが、ゆりは五十八に今まで会ったこともない人と結婚などありえないと突っぱねるのでした。
坂東営業部では五十八と正蔵が打ち合わせ中でしたが、そこに突然、ゆりと潔が現れました。
ゆりは、貴族院議員の仕事で忙しい五十八に代わって現在社長を務める正蔵に、英語で書いた自身の経済学の論文を見せました。
自身の英語力をアピールすることで正蔵に入社を認めさせようとするゆり。
五十八は礼儀もわきまえず自分の主張を押しつけるゆりを叱りつけました。
それを見ていた正蔵と潔は、またいつもの事かと苦笑いを浮かべるのでした。
あさや靴店では、すみれが良子と君枝を連れて遊びに来ていました。
麻田が入れてくれるシナモンティーが美味しいので連れてきていたのでした。
そのおいしさに感動する良子と君枝。
良子は、これは恋の味、「オートバイの君（潔のこと）」の味がすると言うのでした。
恋する気持ちというのを知らなかったすみれは、なぜ恋したことが分かるのか良子に問うと、良子は、相手の顔が見られず胸がキュンと掴まれたような感覚になるのだと教えてくれました。
噂をすれば何とやら、潔があさや靴店に現れ…
下記結末（ネタバレ）へつづく
2週目（第7回）結末（ネタバレ）と感想
朝や靴店を訪ねた「オートバイの君」こと潔の顔を直視できない良子。
しかし、それは良子だけでなくすみれもでした。
体が硬直し、潔の顔を直視できず、胸をキュンと掴まれたような感覚が襲ってきました。
どうやら自身が潔に恋心を抱いていることを自覚したすみれなのでした。
潔は、あさや靴店に用があったわけではなく、出兵前に麻田と会ってたわいない話をしたくて来ていたのでした。
靴屋からの帰り道、潔はオートバイの後ろにすみれを乗せました。
潔はすみれに卒業後の進路を訪ねました。
特に何も決めていなかったすみれは何も返答できませんでした。
二人が坂東家に帰ると、潔を待っていた五十八と正蔵が広間にいました。
ようやく会社のこれからについて打ち合わせをしようとしていた矢先、ゆりが現れました。
ゆりは五十八の反対を押し切り強引に打ち合わせに参加しました。
その席で、ゆりは自分が潔を結婚したいと思えるほど好いていることを打ち明けるのでした。
帰ってきてからずっと広間の近くに突っ立っていたすみれも含めて、そこにいた一同はみな目が点になりました。
自分が知らない間に、ゆりが潔と付き合っていたのかと勘違いした五十八は激怒しました。
潔に殴りかかろうとする五十八。
正蔵と潔は頭が混乱しますが、とりあえず土下座してお詫びします。
ゆりは、自分が片思いをしているだけだと五十八に言いましたが、また親子ゲンカになってしまいました。
もう打ち合わせどころではありません。
五十八が帰れというと、正蔵と潔は坂東家を立ち去りました。
夜、すみれはベッドで横になりますがなかなか寝付けませんでした。
ゆりが好きな人が、自分と同じ潔だと知り、思い悩むのでした。
翌朝、ゆりは外へ出かけようとするも忠一郎と喜代に止められてしましました。
自宅から一歩も出てはいけないと、五十八から言われたのでした。
仕方なく部屋に戻ったゆりは、潔に宛てて書いた手紙を潔に渡して欲しいと、すみれに頼むのでした。
おそらくラブレターなのでは、と複雑な心境でしたが、すみれは他ならぬ姉の頼みですから引き受けざるを得ませんでした。
2週目「しあわせの形」（第7回）つづく
ついに、すみれは自分の気持ちに完全に気づいてしまいましたね。
しかしながら姉のゆりも同じ気持ちだったことに気づいてこの先板挟みで辛い思いをしそうな予感。
これから潔をめぐって姉との三角関係がどうなっていくのか、そして潔は戦地から無事に帰って来られるのか、先が気になります。
