「べっぴんさん」あらすじ・ネタバレ・感想 2週目(第8回)2016年10月11日放送
すみれは潔に恋をしてしまいました。
しかし、姉のゆりも潔と結婚したいほど好きなようです。
父・五十八から出かけることを禁じられたゆりが潔へ宛てた手紙を渡して欲しいと辛い依頼をされたすみれ。
受け取った潔の返事は…。
それでは、2週目(第8回)のあらすじと記事後半に結末(ネタバレ・感想)です。
2週目「しあわせの形」(第8回)あらすじ
あさや靴店にいる潔を訪ねたすみれ。
頼まれた手紙には、潔への思いが書かれていました。
一通り読み終えた潔は、すみれに、ゆりとの結婚は無理だと言って欲しいと頼まれました。
潔が帰った後、すみれが、なぜ潔がゆりからの申し出を断ったのか思い悩んでいると、麻田が事情を話してくれました。
潔は後継ぎのいなかった野上家が、親戚の子を養子として貰い受けていたのでした。
同じ頃、五十八もゆりに同じ話をしていました。
野上家の跡取りとして迎え入れられた潔を坂東家に婿として出すわけにはいかない事情があることを説明しました。
坂東営業部の事務所にて、正蔵は潔と話をしていました。
ゆりのことを気に入っているのか潔に確認する正蔵。
正蔵は何か決心を固めたかのような顔をしていました。
下記結末(ネタバレ)へつづく
2週目(第8回)結末(ネタバレ)と感想
坂東家を訪れた野上親子。
正蔵は五十八に、潔をゆりの婿にしてやってほしいとお願いし、深々と頭を下げました。
潔も、ゆりに惚れているので結婚を許してやって欲しいとお願いしました。
それを聞いた五十八は、そばにいたゆりに、潔を婿に貰うのではなく、ゆりが野上家に嫁に行くように、と告げるのでした。
そして、潔に戦地から生きて帰ってくるのだとハッパをかけるのでした。
これで、すみれの初恋物語は終わりの時を迎えました。
潔の出征前に近親者だけのお披露目会が開かれました。
独身最後の夜を一緒のベッドで過ごすゆりとすみれ。
母にも嫁入り姿を見せてあげたかったと思い出話に耽るのでした。
夜が明け、お披露目会の日。
五十八の母・トク子(演:中村玉緒)と兄・長太郎(演:本田博太郎)が館にやってきました。
トク子は、洋館のあまりの見事さに感嘆の声を上げましたが、長太郎は五十八に西洋かぶれと罵りました。
どうやら五十八と長太郎は仲が良いのか悪いのか、憎まれ口を言い合う間柄のようです。
なぜそういう間柄になったのかは、すみれの知らない昔からの因縁があるようなのですが…。
貴族院議員の田中五郎が妻と息子の紀夫(演:永山絢斗)を連れてやってきました。
五郎は久しぶりに見たすみれが美しく成長しているのを見て喜びました。
そして、紀夫はその後ろで、じっと初恋の人すみれの姿を見つめるのでした。
すみれが挨拶をするものの、恥ずかしくて返事を返せない紀夫。
成長してある程度言いたい事を言えるようになったすみれと比べて、紀夫は子供の頃と変わらず引っ込み思案なままなのでした。
お披露目会を終え、母の遺影ににっこり微笑むゆりとすみれ。
潔はすみれに義妹として今後ともよろしくと言うと、すみれは姉を幸せにしてやってほしいとお願いしました。
すみれ自身の潔に対する恋心が完全に吹っ切れたかどうかはまだ分かりませんが、姉の幸せを心から願う妹の顔になっているのでした。
すみれが応接間に行くと、紀夫が本棚を物色していました。
すみれの姿を見て取り乱す紀夫。
どうやらバラバラになっていた本の順番が気に入らないらしく整頓としていたのでした。
紀夫は、すみれに対し不躾に、潔の事が好きだったから今回の件で失恋したのではないのかと聞きました。
いきなりの訳の分からぬ質問をされ唖然とするすみれなのでした。
2週目「しあわせの形」(第8回)つづく
ついに潔とゆりが結ばれました。
五十八も娘しかいない坂東家の長女を嫁に出すのは覚悟がいったと思いますが、よく決心してくれたものです。
普段は厳しいながらも、子供の幸せを心から願う父の姿が見えましたね。
私は、今までにこのような経験など全くしたことはなく、今後もその予定はありませんが、何故だか涙がこぼれ落ちるのが止まりませんでした。
ただ年を取って涙もろくなっているだけかもしれませんが、とても心温まるお話でした。
さて、次はすみれの番となりますが、近い将来に伴侶となるはずの紀夫はどうもかなりの奥手な様子。
あの不躾な発言も、すみれの心を見透かしていたから出たのか、それとも自分がすみれを好きな気持ちを素直に表現できず意地悪で言ったのか、どっちなんでしょう。
次回はどのような展開が待っていますのやら…。