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「おんな城主 直虎」あらすじ・ネタバレ・感想 第5回「亀之丞帰る」2017年2月5日放送

ようやく子供時代が終わって今回からいよいよ大人編に突入です。

 

次郎法師となったおとわがどのように成長したのか、鶴丸との関係はどうなったのか。

 

そして、亀之丞は無事に井伊谷に帰ってこられるのか…ってこれは既に今回のサブタイトルでネタバレしてますね。

 

それでは、第5回のあらすじと記事後半に結末(ネタバレ・感想)です。

第5回「亀之丞帰る」あらすじ

天文二十三年(西暦1554年)、許嫁の亀之丞(演:三浦春馬)が井伊谷を離れてから10年の月日が経っていました。

おとわは次郎法師(演:柴咲コウ)となって修行を重ね、元服した鶴丸は小野但馬守政次(演:高橋一生)と名乗るようになっていました。

 

おとわは修行に明け暮れる日々を送りながらも亀之丞への思いを忘れることはありませんでした。

 

駿府の今川義元は甲斐の武田との同盟を後ろ盾に、いよいよ西方の三河平定に乗り出していました。

その勢いはとどまるところを知らず、井伊谷においても今川寄りの小野政直の力がますます強大なものとなっていました。

井伊家当主の直盛も既に四十九歳となり、不在となっている次の家督をめぐって、小野政直が進言します。

 

次郎が寺で薪割りをしていると、元服し鶴丸から名を変えた政次が会いに来ます。

政次は次郎に、井伊家重臣である奥山朝利(演:でんでん)の娘・しの(演:貫地谷しほり)と結婚して、ふたりの間に生まれた子を次の当主にしないか、という話を直盛から持ちかけられたことを話しました。

次郎は、井伊と小野の両方の血を受け継ぐ子なら両家のわだかまりもなくなるから良いのではないかと返答するも、政次は亀之丞のことを気にかけていたのでした。

 

この件での合議は紛糾していました。

しのの父である奥山朝利は小野家と繋がりなど持ちたくないと最初反対していましたが、ずる賢い政直の口車に心が揺らぐのでした。

直平は亀之丞の事をどうするつもりか問いただすも、直盛は政直の権力が日々増大していく事に焦りを感じていて、いつ帰るやも知れぬ者を待っている余裕はないのでした。

怒った直平は臣下の中野直由(演:筧利夫)を連れて出て行ってしまいました。

 

小野家では政直が息子の政次、玄蕃(演:井上芳雄)と三人で晩酌をしていました。

今の強大となった小野の立場ならこの話もうまくまとまるであろう、と浮かれ気分で話をしていると突然、政直は苦しみ出して…

下記結末(ネタバレ)へつづく

第5回「亀之丞帰る」結末(ネタバレ)と感想

次郎のもとに瀬名(演:菜々緒)から手紙が届きました。

元服し龍王丸から名を改めた今川氏真(演:尾上松也)が北条の姫を嫁にもらうことになったという内容でした。

これは甲斐の武田、相模の北条、駿河の今川による三国同盟を成立させるための政略結婚です。

幼き頃約束した褒美を待って他の縁談を断っていたため、行き遅れてしまったという愚痴も書いてありました。

 

文を読み終えた次郎がため息をついていると喜色満面の直平が現れ、小野政直が倒れたがなかなかしぶとくて死んでくれないので、早くぽっくり逝けるよう祈祷して欲しいと言うのでした。

 

次郎は、なぜ直平がそこまで小野政直を嫌うのか気になり、父・直盛に訪ねました。

直盛は、確証はないものの佐名を今川に売ったのが政直であると直平は思っているのだと次郎に言いました。

それを聞くと次郎は、本当かどうか政直に確かめてくると言うと、その足で小野の屋敷に向かいました。

 

床に伏せっている政直に、次郎は単刀直入に聞きました。

政直が言うには、当時、北条家と争っていた今川を直平が裏切ろうとしていて、それが義元にバレたため、事を収めるために人質として佐名を差し出さざるを得なかったのだと、俯き涙をこらえるがごとく釈明し、最後に政次のことをよろしく頼むと言い残しました。

それを聞いた次郎はホッとしてその場を立ち去りました。

次郎を玄関まで見送った政次が戻ってみると政直はケロっとした顔をして、上手くいったとニンマリしながら言いました。

蔑む目で見る政次に政直は、きっとお前もワシと同じ道をたどるであろう…と言うのでした。

 

それから間もなくして、小野和泉守政直は息を引き取りました。

 

次郎が政直との最後の会話の事を伝えると、直盛は政次を跡取りにと考えたのは情ではなく技量を見込んでのことであると言いました。

 

その年の夏、今川家では氏真の婚姻の儀が行われ、三国同盟が締結されました。

これにより、それぞれの国は憂うことなく領土を押し広げていくことが出来るようになったため、武田は南信州に攻め入りました。

しかし、これが井伊家に波紋を及ぼすことになりました。

 

次郎のもとに駆け寄ってきた直平が嬉しそうに口を開きます。

なんと、亀之丞を井伊谷に呼び戻すというのです。

 

政次と談話していた直盛は、北条との盟約が成立したので、今川も直満の謀反のことをとがめ立てする気も薄らいでいるであろう今が亀之丞を連れ戻すチャンスだと言いました。

そして、今までの息子を後継にする話や縁談の話もなかったことにしてくれと頼むと政次は複雑な表情になりましたが受け入れました。

 

亀之丞の件を聞いて、いても立ってもいられなくなった次郎は、龍潭寺の涸れ井戸でソワソワしていると、そこに政次が現れました。

政次は次郎に、縁組が破談になった件などを伝えました。

そして、次郎が浮かぬ顔をしていたので、亀之丞が帰ってくることが嬉しくないのか問うと、次郎は心構えが出来ていないのだと返しました。

 

政次が、冗談半分に亀之丞がもしかしたら父の直満そっくりになっているやもしれぬと言うと、次郎は全身全霊をかけて否定するのでした。

その姿をみて面白くなった政次は、出家していながら煩悩だらけではないかと、さらに口撃しからかうのでした。

 

寺に帰った次郎は煩悩を払うため、より一層修行に打ち込むのでした。

 

ようやく我を取り戻した次郎が、夜、涸れ井戸の前で瞑想にふけっていると、突然次郎の後ろから目を塞ぐ者が…。

声を聞いた瞬間これは亀之丞に間違いないっ

 

 

振り返ってみるとそこいたのは直満おじに瓜二つの亀之丞??

そうです、これは次郎が見ている夢なのです。

政次が余計なことを言ったばかりに次郎はとんでもない夢を見てしまったのでした。

悪夢に目を覚ました次郎は飛び起きると、煩悩だらけの自分が許せず、連日に渡って山ごもりし、読経を上げながら滝行を行うのでした。

 

次郎が滝行を行っている頃、ついに亀之丞が馬に乗って井伊谷へ帰ってきました。

直盛たち井伊家の人々が出迎えます。

父・直満とは似ても似つかぬスラリとした細身の超イケメンです…まあ三浦春馬さんだから当然ですけど。

直盛は亀之丞を見るなり熱い抱擁を交わしました。

そこに鶴丸…改め政次が現れにこやかに再会を果たします。

 

さっそく広間にて再会の宴が始まりました。

10年の間にすっかり大人になった亀之丞。

避難していた信州で文武に日々研鑽を積んだおかげで逞しくなり、あの病弱で弱々しかった姿はどこにもありませんでした。

 

髪が伸びて整っていないことを朝利から指摘されると亀之丞は、元服をするのは井伊谷へ帰ってからと心に決めていたと言いました。

さっそく儀式の段取りが組まれ、烏帽子親は千賀の兄・新野左馬助がすることになりました。

 

夕刻、山ごもりから戻った次郎に小坊主が足を洗うための水桶を持ってきました。

そして、そっと手ぬぐいを渡す手が…。

足を洗っていてしばらく気づかぬ次郎でしたが、ふと顔を見上げるとそこには亀之丞の姿があったのでした。

ついに再会を果たした二人。

にこやかに微笑む亀之丞ですが、次郎は呆然とし、そして嬉しさのあまり泣き出してしまいました。

 

あ~もう何かキュン死しそうだわ………

管理人の心の声が表に出てしまいました、ゴメンナサイ(汗)

本題に戻ります。

 

涸れ井戸へ行き、井戸がこんなに小さかったかと聞く亀之丞に、次郎は怒り口調で亀之丞が大きくなったからだと言うのでした。

 

亀之丞は自分の竜宮小僧になってくれると言ってくれたおとわを忘れることは片時もありませんでした。

だからこそ、生きておとわに会うために何があろうと這いつくばってでも井伊谷に帰ってくるのだと心に決めたことを話しました。

しかしながら出家の身となっている次郎、竜宮小僧にはなるが夫婦になることは出来ぬと申すと、亀之丞は還俗して一緒になろうと言いました。

第5回「亀之丞帰る」つづく

 

ついに大人編がスタートしました。

三浦春馬さん、カッコいいですねえ…ロシアの少女たちが虜になるのも分かりますね…って、これはテレビ東京の某空港バラエティのお話でした。

もちろん高橋一生さんも市原隼人さんもイケメンですけど…。

 

ようやく始まった大人編ですが、史実通りのストーリー展開なら直親は早い段階で父と同じ運命に……。

あとあとの結果を考えると井伊谷に帰ってきたのがよかったのかどうか…。

ファンがロスに陥るのが目に見えるようで(涙)…まあそれはまだ先の話ですが。

先に直盛ロス、義元ロスが起こるのかな。

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