「べっぴんさん」あらすじ・ネタバレ・感想 2週目(第11回)2016年10月14日放送
ようやく、紀夫と結婚し子どもを身ごもり幸せを手に入れたすみれ。
しかし、幸せな時間は長くは続かず、紀夫の元には潔と同じく召集令状が届けられたのでした。
というのが、前回のおはなし。
それでは、2週目(第11回)のあらすじと記事後半に結末(ネタバレ・感想)です。
2週目「しあわせの形」(第11回)あらすじ
出征の日の前日、寝室ですみれは裁縫道具を小さくまとめて紀夫に渡しました。
紀夫は子供の名前について、男の子なら坂東家の後取りになるので五十八に名付け親になってもらい、女の子なら「さくら」という名前にして欲しいとお願いしました。
紀夫は学生時代にたまたま見かけた桜が舞う中を歩くすみれの美しさに心を奪われたのだと言いました。
続けて、すみれやすみれの母・はなのように、花を咲かす人生を子供にも歩んで欲しいという願いがこもっているのだと言いました。
込み上げてくるものを抑えきれずに涙をこぼすすみれ。
紀夫は留守中の子供のことをすみれによろしくと託すのでした。
朝が来て出征の日、五十八はじめ坂東家、田中家の皆に見送られ出発する紀夫。
下記結末(ネタバレ)へつづく
2週目(第11回)結末(ネタバレ)と感想
時は過ぎ、昭和19年(西暦1944年)6月、戦争のせいで食糧が不足していた坂東家では、間もなく出産を迎えるすみれに栄養をつけさせるため庭を菜園にしていました。
すみれは自宅で、産婆さんの手伝いによって元気な女の赤ちゃんを出産しました。
外で待機していた五十八と忠一郎は飛び跳ねて喜びました。
そして、紀夫との約束通り「さくら」と名づけました。
偶然、その日に紀夫から手紙が届き、子供が無事に生まれたかどうか、体は大丈夫か、といった言葉少ない紀夫らしい短い手紙でしたが、すみれはとても喜びました。
戦時中の栄養不足でお乳が出ない状況下でしたが、何とかお米をすりつぶして溶いたものを、さくらに飲ませることでその場をしのぎました。
ある日、近所を散歩していると、クリスティーナの家の庭で人が集まっていました。
そこに、坂東家で働いていたマツの娘、明美の姿もありました。
すみれに気づいたクリスティーナはミルクをプレゼントしてくれました。
クリスティーナは帰国するので、もうミルクはいらなくなったと言いました。
そして今、明美からおしめの付け方を習っているから見ていくように言われましたが英語で何を言っているか分からないすみれはその光景を外から眺めているのでした。
すみれはどうやら、その女性が、あの日クッキーをあげた明美だとは気づいていませんでした。
明美はすみれの存在に気づきましたが、あの日の屈辱を忘れるはずもなく、知らんぷりをしました。
いよいよアメリカによる日本本土への空襲が始まりました。
すみれは、喜代に促されさくらを連れて防空壕へ避難します。
紀夫の無事を祈りながら戦火から逃れる日々を送るのでした。
2週目「しあわせの形」(第11回)つづく
ついに紀夫とすみれの間の子、さくらが生まれました。
これから戦争はさらに激化しそうですが、無事に過ごせるのでしょうか。
そして、潔と紀夫が生きて帰ってこられるかどうかも気になりますね…と言っても大体のストーリーは見えてますけどね。
まずは明美とのわだかまりを解いて仲直りしないとダメかな。
このあたりのストーリーが近いうちに描かれそうですね。